「マイクロサイズになったことでの変わった点は?」
「フィッシュローラーマイクロに合うリグは?」
「フィッシュローラーマイクロで釣りたい」
この記事はそんな方向けへ書いています。
はじめまして。
私はバス釣りを2017年から始め、福岡県の様々なフィールドでバス釣りをしており、今では年間100日ほど釣りに行き、フィネスからビッグベイトまで様々な釣りをしています。もともとはフィネスな釣りが好きでネコリグやダウンショットなどを多用していたたかまるです。
レイドジャパンから2022年に発売されたフィッシュローラマイクロ。
レイドジャパンから一斉にリリースされたマイクロシリーズの一つになります。マイクロシリーズは他のワームと異なりフックや使い方が少し特殊になっています。
こんな小さいワーム使ったことないから使い方やフックサイズがわかんないよ
使い方やおすすめのリグ、リグに対応するフックについてのインプレをしていくね!
フィッシュローラーマイクロのサイズはこれまでのフィッシュローラーより一回り以上小さくなっています。48mmの約1gととても小さくなっています。
マイクロサイズになったことで変わったポイント
- 超小型ベイトフィッシュを偏食している魚に特化させた
- サイトの切り札
- アピール力の低下
フィッシュローラーマイクロのおすすめリグはこの2種類です。
- ダウンショットリグ
- ホバスト
ダウンショットリグのフックはがまかつのコンタクトマスターの10番サイズでシンカーは0.9gを基準にしリーダーを10〜20cmほどです。
ホバストは現状フックは一択でJIG12FマイクロSP#10でネイルシンカーは0.3gを基準に0.15g〜0.6gを使い分けます。
フックの刺し方は通常ホバストとぬい刺しの2種類あります。
- ロッドは硬くてもULソリッドティップ
- リールはC2000番がベストだがC2500でも扱える
- ラインはPE 0.2号〜0.3号がベストだが0.6号までは使えないことはない
- リーダーはフロロカーボン4ポンドで1〜1.5mほど
フィッシュローラー3インチと4インチのインプレ記事もあります。
フィッシュローラーマイクロのスペック
サイズ | 48mm |
重さ | 約1g |
個数 | 10個 |
値段 | 935円(税込) |
上から順に4インチ、3インチ、マイクロの順になっています。
フィッシュローラーマイクロは3インチと比べてとても小さくなっているのが分かります。
フィッシュローラーマイクロはエラがでています。リトルスイーパーのエラと似た形をしています。エラが糸ヨレの軽減や水を受けブレーキをかけることで抵抗になり、このサイズ感でもホバストをさせやすくしています。
マイクロサイズになり変化した点
- 稚魚など超小型ベイトフィッシュを偏食しているバスに効く
- サイトフィッシングの切り札になる
- アピール力の低下
超小型ベイトフィッシュを偏食しているバスは小型のルアーやベイトにしか反応しません。そのためマイクロサイズのルアーにしか反応しないバスもいます。バスの大きさに変わらずルアーの大きさとベイトはリンクします。
サイトフィッシングでプレッシャーが高く3インチサイズでさえ反応しないバスに、3インチより小さいフィッシュローラーマイクロを通すことによりバイトに持ち込ませることもできます。
サイトの際に大きめのワームから小さめのワームをローテションすることでその日にどんなサイズに反応がいいか分かることでパターン推測にもつながります。
サイズダウンしたことでアピール力は低下しました。
3インチと4インチは広く探ることが可能でしたがフィッシュローラーマイクロは、フィーディングスポットを絞り使用していかなければ時間がいくらあっても足りません。
バスが餌を追い込むストラクチャーやポイントにプレッシャーを与えず1発で仕留めたい時に使用しましょう。
リグやフックについて
ダウンショットリグ
フックはマスバリの10番サイズになります。
がまかつのコンタクトマスターが10番サイズもありプレッシャーが高くてやっとマイクロサイズで食わせたバスを確実に掛けるため掛かりのいいコンタクトマスターがおすすめです。
フックの刺し方は先端にチョン掛けが基本です。
シンカーは0.9gを基準に飛距離が欲しいときや風が少し強いと感じた時に1.3gを使用します。
リーダーの長さは10cm〜20cmくらいがベストです。
リーダーの長さはクイックに動かしたいなら短めに、一点シェイクなど食わせようそを強くしたいなら長くします。
ホバスト
ホバストのフックは10番サイズになります。
現状10番サイズでホバストに使えるフックはデコイのJIG12FマイクロSP#10しかありませんので一択になります。
シンカーの重さは0.3gを基準に0.15〜0.6gを使い分けます。
重さの使い分けは風が強い時は操作感とウェイトがある0.6gや0.45gを使い、極力フォールせず水面直下やフワフワ漂わせたい時に0.15gを使います。
フックはエラのあたりから刺すことでアクションが安定しますのでこのあたりから刺し始めるのがいいです。
タックルセッティング
ロッド
ロッドは硬くてもULになります。
ULでもハリのあるロッドだとシェイク時にロッドがしならずラインスラッグを出しにくいため柔らかめの竿がいいです。
ULのソリッドティップがラインスラッグの出しやすさやシェイク時の移動距離も抑えられ、軽いルアーでもロッドが曲がりキャストしやすいため、ULソリッドティップかそれより柔らかいロッドがおすすめです。
金森プロはマックスフィクサー(ソリッドティップ)で使用しています。金森プロはソリッドマックスが専用で使うなら1番とおしゃっていますがマックスフィクサーでも問題ないとのことです。
私はワイルドサイドの61ULのソリッドティップで使用しています。
使用感としてはリグ自体が軽いため少し気をつけてシェイクしないと移動距離が出過ぎてしまいますが、特にやりにくさを感じません。
リール・ライン
リールは専用タックルですとメインラインがPEの0.3号から0.4号のためラインキャパシィティ的にベストな番手はC2000番になります。C 2500番での使用でも問題ありませんが下巻きの量が多く必要になります。
フィッシュローラーマイクロの釣りは、シェイクを続けることがほとんどです。
タックル全体が軽い方と疲れにくいのでC2000番の方が専用で使うならおすすめで、汎用性はC2500番の方がいいです。
ラインはメインラインにPEの0.2号から0.3号がベストでリーダーにフロロカーボン4ポンドになります。
PEラインのメリットは細くてフッキングが決まりやすいことです。
PEラインは細いため飛距離が出てかつ伸びがないため、ラインスラッグを出す釣りの弱点のバイトに気づくのが遅れ慌ててフッキングをしても掛かりやすいセッティングにすることが重要です。
リーダーの役割はPEの弱点の根ズレ対策と結束強度の確保です。
PEラインは編み込まれた原糸のため岩など硬いものに擦れるとキレやすく、糸の表面が他の糸と比較して滑りやすいためすっぽ抜けが起こりやすいのでリーダーは必要です。長さは1〜1.5mくらいがいいです。
私はヴァンキッシュのC2500S HGに0.6号を巻いて使用してますが太いため少し飛距離が出ないと感じますが扱えないことはないです。今後0.4号に変えて使用していこうと思います。
以上が[レイドジャパン]フィッシュローラーマイクロのインプレ!フックや特徴を解説でした。マイクロサイズの利点を活かしてぜひ使用して自分の引き出しの一つにしてください!
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