5月のバス釣り攻略

3.4月のスポーニングが終わり、5月に入る頃には水温が上昇しミッドスポーンからアフタースポーンに移行する個体が増えてきます。そのため口を使いにくいミッドスポーンを釣るより、口を使いやすくなっているアフタースポーンの魚を狙うことが5月のバス釣りにおいての最大のポイントです。

アフタースポーンとは

アフタースポーンとは、産卵を終えた状態のバスのことをいいます。時期的な目安として早い地域では、5月の初めから見られ、遅い個体では7月前半まで多く見られます。アフター状態の魚は、産卵後ということもあり比較的痩せており、体力が落ちていることが多いです。

アフターはどんなところにいるのか

アフタースポーンの魚は、体力がないためいつもよりいる水深が上がります。つまりいるレンジは表層から中層です。体力がないためボトムでじっとしているより、浮いている方が浮き袋で浮力を調整するだけで済むので体力を使いたくないアフターの魚は、レンジが上がります。この状態のバスは、よく岸際などで回遊をしているのを見かけるためサイトフィッシングで釣りやすくなっいます。また縦ストなどに着いて浮いているためトップなどでも釣りやすくなっています。

アフター攻略おすすめルアー

アフタースポーンではバスに目の前にルアーを通すか目線より上で誘い水面まで浮上させてバイトさせる釣りが効果的です。

アフタースポーンに効くおすすめルアーを紹介していきます。

ジグヘッドワッキーリグ

初心者の方が一番アフタースポーンのバスを釣りやすいのはジグヘッドワッキーリグです。縦ストにフォールさせるだけでバイトを得られ、またサイトフィッシングでも使いやすく回遊している魚を見つけた際に進行方向にキャストすることでバイトを得られる確率は上がります。あとは中層をふわふわさせるだけでも釣れるためアフター攻略の鉄板です。

困った時はジグヘッドワッキーというくらいよく釣れます。アクションも基本フォールさせるだけと簡単のため是非やってみてください。

トップウォーター

曇りや雨といった低気圧の時にはトップウォーターがおすすめです。私自身アフタースポーン攻略にトップを使う事が多いです。アメリカではアフター攻略の鉄板でトーナメントでも多用されているパターンです。トップウォーターの中で特に効果的なのがバズベイトやクローラーベイトです。テンポ良く釣るのにバズベイト、ストラクチャーなどのピンスポットの上をゆっくり誘えるクローラーベイトで釣り分けると釣りやすいです。

水面からルアーが消える瞬間を一度味わうと忘れられません。吸い込みが弱かったりするため、早合わせは厳禁です。しっかり重みを感じてから合わせましょう。